2011年5月12日木曜日

PythonでYammerにアクセスしてみる その1

Pythonを使って、Yammerのボットを作ってみたいと思います。いろいろ試しながら進みますので、ヨレヨレと遠回りをするかもしれませんがご寛恕を。

Yammerは、企業向けのコミュニケーションサービスです。Facebookのようなリアルタイムのコミュニケーションを、限られたメンバーで行なうことができます。


今回はまず準備として、OAuthの認証をしてAPIからデータを取得するまでを試します。

Pythonは2.7.1を利用しています。

1. ライブラリのインストール

偉大な先人がいらっしゃいますので、利用させて頂きましょう。

  https://github.com/lemonad/python-yammer-oauth

を開き、「Downloads」からzipファイルをダウンロード、解凍します。

依存しているOAuthのライブラリも入手しておきます。python-yammer-oauthのフォルダで、

svn export http://oauth.googlecode.com/svn/code/python/oauth/

を実行して取得します。

また、
  • yammer.py
  • example.py
の各ファイル内で最初の方にある

import simplejson



import json as simplejson


に変更します。Python 2.7を利用しますので、Python本体が持っているjsonライブラリを利用するためです。


現在のフォルダは上のような状態です。


2. キーの取得

python example.py

でexample.pyを実行します。


プロキシは利用しないので「N」を回答しました。





  https://www.yammer.com/client_applications/new

で、アプリを登録せよと言われましたので、情報を適宜入力して「Submit Registration Request」をクリックします。



Consumer Key、Consumer Secretが表示されますので、控えておきます。




表示されたConsumer Key、Consumer Secretをコンソールに入力します。




アプリを承認せよ、と言われましたので、コンソールに表示されたURLへブラウザでアクセスし、「Authorize」をクリックします。

  https://www.yammer.com/oauth/authorize?oauth_token=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX



すると、4文字のキーが表示されますので、これをコンソールに入力します。



Access KeyとAccess Secretが表示されますので、控えておきます。


かなり長めでしたが、これで準備は完了です。ためしてみましょう。

3. テスト

pythonを起動し、上で得たキーを使って投稿を取得してみます。

from yammer import Yammer
yam = Yammer('3XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXw',
             'AXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXs',
             access_token_key='XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX',
             access_token_secret='XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX',
             )
yam.get_user_posts()


ぶじに、データを取得することができました。

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