2011年5月11日水曜日

大震災 50年間変わらなかった故郷が変わった



今日は私も宮城県気仙沼の被災状況をお伝えします。

前にもご紹介しましたが私のふるさとは宮城県気仙沼市小泉地区という所でして、生まれてから18年間この土地で暮らしていました。
この地域は、仙台から汽車で1時間半ほど揺られて、ようやくたどり着く所にあります。
交通が不便であったこともあり,その風光明媚な景色は変わらずにきた地域です。

その変わらなかった故郷が3月11日の大津波で大きく変わり果ててしまいました。

海岸の松林は全て無くなり、美しい砂浜は波に浸食され地盤がむき出しになりました。
まるで原始時代のようです。
写真に写るはずの国道や鉄道の陸橋、橋、民家など、人工的なものはすべて破壊されました。
小泉地区の200戸住宅のうち183戸が流されてしまったそうです。

南三陸町の映像はTVでよく報道されていますが、実際その場所に立って見てみて感じる絶望感はなんと表現すれば良いのでしょう。

故郷で毎日戦っている皆さんの健康と一日も早い復興を願うばかりです。

自分が如何に無力であることかと痛感し、これから自分で何ができるのか?考えさせられる大震災です。


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