クラウドビジネスの実態と課題

・・・などと大きなタイトルを掲げましたが。

実は2月14日と2月16日の2日、仙台ソフトウェアセンター（NAViS）様主催のワークショップ内のゲストセミナーの講師を務めました。このエントリのタイトルは、そのゲストセミナーの「お題」だったのです。

お題をいただいた時は、さてどんな話をしようかと少々困惑しましたが、一般的な話よりも、スマートカンパニーでクラウドビジネスを実際に行っている当事者として、立ち上げから現在に至るまでの経緯や課題など、経験談をご紹介するのが一番良かろうと考え、インサイド・ストーリー的な内容で1時間、お話をさせていただきました。

自社主催の定例セミナー、あるいは人事系のイベントや展示会でのセミナーなど、スマートカンパニーと深く関わるテーマで話すことはあっても、ビジネスの側面で話すことはこれまでほとんどなかったので、一体どうなることやら・・・と不安もありましたが、そんなに特殊なことをお話ししたわけではないものの、終了後に何人かの参加者の方から参考になった等のご評価をいただき、無事に終えることができてホッとしました（笑）

何しろ今回の依頼は、私にとっては初めての講演料を頂戴しての講演でしたので、それに見合った内容になるかどうか、気が気でなかったわけで・・・。

管理職研修

2月10日～11日の1泊2日で、サイエンティアグループの管理職研修が行われました。人材育成といえばもっぱら日常業務を通じたOJT、しかもメンバーが対象ということで、今回のような管理職を対象に、集合してのOff-JTは久々の開催でした。

当初予定では、社員満足度調査の結果から課題を抽出し、管理職に求められるコンピテンシーを整理して各自の行動計画へ落とし込むはずが、進捗が思わしくなく急遽プログラムを変更するなどのアクシデントもありましたが、普段なかなか直接会話することのない管理職同士が一堂に会し、グループワークや懇親会を通じてコミュニケーションを図ることができたのは、良かったのではないかと思います。

他の管理職の方々がどんなところに問題意識を持っているのか、ある事象に対してどんな見方をするのか等々、やはり直接の会話でなければ掴むことは難しいものだと、改めて感じました。

3グループに分かれての活動でしたが、職種や勤務地、所属はもちろんのこと、価値観や問題意識もまちまちです。グループワークの成否は、誰をどう組み合わせるのかに大きく依存するわけですが、それこそがタレントマネジメントの一つの大きな機能です。自社のソリューションが標榜するものを、今回はまさに自分の身を以て感じた次第です。

風は吹いている

・・・と言っても、AKB48の曲ではありません(笑)

先日「明けましておめでとうございます」と言ったかと思ったら、もう2月。しばらくブログを更新できなかったのは、昨年11月から1月まで、SmartCompanyの新バージョンをかなりの数のお客様へご紹介するのに忙しかったから・・・というのは言い訳ですね。

さて、その新バージョンですが、（１）これまで中心だった「目標管理や人事評価などの評価系」機能がより一層強化され、（２）昨今ではタレントマネジメントという言葉も使われていますが、もう少しベタな表現で言うところの「キャリア開発や要員計画」の支援機能が追加されたことで、給与システムのおまけではない「人事システム」と呼べるものになってきました。

改めて考えるに、人事系のシステムは大きく【人事】【給与】【勤怠】の3種類に分類されますが、機能や使い勝手の明確な【給与】【勤怠】に比べると、【人事】は一体何ができるのか今一つ良く分からなかったというのが実態だったのではないでしょうか。

新バージョンでよりはっきりと【人事】で何ができるのかを明確にしたことで、お客様がもやもやと構想しているものが具体的なイメージになったり、新しい気づきを与えることができるようになったりしており、ご説明とデモをしている範囲では、非常に良い反応・感触をいただいております。人事系ということで、どうしても全社的な優先順位では後回しになってしまうことは否めませんが、それでも営業の最前線で活動している私たちは、確かに「風は吹いている」ことを実感しています。

あと少しで、臨界点を突破できるのではないか・・・そんな期待を胸に、今日も営業活動に邁進しています。


p.s. ちなみに、2011年10月26日に発売されたAKB48の23枚目のシングルの方の「風は吹いている」ですが、今のところのベストソングでは？！　先日iTunes Storeで購入してしまいました(笑)