2012年5月30日水曜日

良いことも、そうでないことも


物事には、常に「反対の見方」があるものです。

先日、紹介案件で日帰り九州出張に行ってきた時のこと。メーカーの技術部門に所属する人のスキル管理をシステム化するというテーマ。システム化の目的や狙いを聞く限りでは、ほぼスマートカンパニーで対応できる内容でした。

スマートカンパニーならば、スキル管理にとどまらず、目標管理や人事評価、キャリア管理や研修履歴、自己申告など、フルラインで人材マネジメントをカバーでき、手作りよりもベターですよ、そんなトーンでデモンストレーションを行ったのですが、

「機能がありすぎて、何だか大変そうに見える」
「ユーザーにデータをいかにして入れてもらうかが生命線なのでシンプルにしておきたい」

高機能、多機能ぶりが評価されることの多いスマートカンパニーですが、今回は逆に「使いこなすのが難しそう」との印象を与えてしまったようです。どんな時でも常に高機能、多機能が良いとは限らない・・・。


そうかと思えば。

今度は都内の商談で、「人事考課」部分が取り敢えずほしい、というお客様。目標管理から人事考課、キャリア管理やスキル管理などなど、当初は人事考課だけと考えていたのに、その他にもいろんなことができると分かったら、やっぱりあれもやりたい、これもやりたい、こんなことはできないの?

そんな会話になり、最終的にはフルセットでの見積依頼を頂きました。九州の件が頭にあったので、あれもこれもできます感をあまり強く出さないように、なんて思っていたら、高機能ぶり、多機能ぶりが評価されるということに。


お客様のニーズに対しては、謙虚でなければならないなと思った次第です。

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